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✍   「キャバクラ嬢、風俗嬢は労働者か」「キャバクラや風俗で接客することは労働か」と問われたら、私は「それはそうでしょう」と返します。しかし一方で、キャバクラや風俗を「楽に稼げて、仕事しているように見えない」という人も少なくないようです。  たとえばお笑い芸人の松人志は、コロナ対策の給付金が話題に出た際、「水商売のホステスさんが仕事を休んだからといって、普段もらっている給料を我々の税金では払いたくない」と発言しました。 松人志「ホステスは税金で補償したくない」厚労省も風俗業従事者を切り捨て?   松人志の『ワイドナショー』(フジテレビ系)での発言に、批判の声が集まっている。 2020年4月5日放送『ワイドナショー』では、政府が緊急経済対策… ウェジー 2020.04.06   松の発言は、「水商売に従事している人を労働者とみなしていない」または、「水商売に従事している人は、楽をして高給を得ている(だから税金で補償する範囲を超える)」といった考えに基づいたものでしょう。  往往にして、キャバクラなどでホステスから質の良いサービスを受けている人ほど、彼女たちが労働をしているという事実を忘れがちです。彼女たちは、「客がお金を払っている」から、「仕事として」笑ったり、話を聞いたり、愚痴を言ったり、親しげにふるまったりするわけですが、その仕事のスキルが高ければ高いほど、「自然体」に見えるため、働いている感が出ないのです。そのため、良質なサービスを受けている人ほど、「労働ではない。楽をして稼いでいる」と感じてしまうのでしょう。  また、松が「ホステスは高給取りばかり」と誤解したのは、高給なクラブやキャバクラなどにしか行かず、稼いでいる一部のキャバ嬢ホステスしか知らないからかもしれませんが、それは多くのキャバ嬢ホステスの実態とは乖離しています。   労働組合キャバクラユニオンの立ち上げに携わった布施えりこは、著書のなかで、「世間がイメージするキャバ嬢と、現実のキャバ嬢の労働環境や給与はかけ離れている」と指摘しています。  いわく、「だいたいの場合、20万〜30万稼ぐのが大変、という商売」「メディアは少数派の高収入組をちやほやする傾向がある」「月80万以上稼いでいるなんて、歌舞伎のキャバ嬢でも1%以下」だとか。  昼職のOLなどと比べると、一見、高給に見えるのは「時給の …
💖 #フェミニズム, #セックスワーク, #性風俗, #本, #松本人志