新型コロナウイルス対策の休業協力金50万円をだましとったとされる風俗店グループ経営者らの裁判で、検察は懲役2年を求刑しました。

 詐欺などの罪に問われているのは名古屋市東区の会社役員、伴佳典被告(39)と名古屋市中区の会社役員、岩澤敏之被告(41)です。

 起訴状によりますと2人は、今年4月から5月の休業要請期間中に、名古屋市中区錦のキャバクラ店を営業していたにも関わらず、名古屋市にうその申請をし協力金50万円をだましとるなどした罪に問われています。

 15日の裁判で、2人は起訴内容を認め「家賃や従業員の給料の足しになればと思いやってしまった」などと話しました。

 検察側は「新型コロナウイルス感染拡大の中、接待を伴う飲食店を連日営業しながら協力金をだましとったことは悪質な犯行」などと懲役2年を求刑しました。

 一方、弁護側は「すでに被害金の50万円は名古屋市に返還されている」などと執行猶予付きの判決を求めました。判決は、来月5日に言い渡されます。